Career Path
Qエンジニアからプロジェクトリーダーへ転身した経緯を教えてください。
入社してから4年間は Java 開発エンジニアとして、金融系・物流系のシステム開発に携わっていました。5年目のタイミングで上司から「チームをまとめてみないか」と声をかけてもらい、サブリーダーとして小規模プロジェクトを任されたのが始まりです。最初は「自分で書いたほうが速い」と思うことも多かったのですが、チームの生産性全体を上げることで生まれるインパクトの大きさを実感してから、マネジメントの面白さに目覚めました。
Q現在担当しているプロジェクトについて教えてください。
現在は製造業クライアントの生産管理システム刷新プロジェクトを率いています。チームは社内エンジニア7名とクライアント側担当者3名の計10名規模です。システムの要件定義から設計、開発、テスト、リリースまでの全フェーズを管理しています。Java + Spring Boot でのバックエンド開発と、React によるフロントエンドを並行して進めており、スケジュール・品質・コストの三軸をバランスよく管理することが私の主な役割です。
Work & Leadership
QPLとして一番大切にしていることは何ですか?
「チームが迷わない状態を作ること」です。要件の曖昧さや優先度の不透明さは、エンジニアの手を止める最大の原因です。クライアントとの調整でどんなに揉めても、チームメンバーには常に「今何をすべきか」が明確に伝わるようにしています。また、問題が起きたときに「報告しにくい雰囲気」を絶対に作らないようにしています。早期に課題を共有してもらえる信頼関係が、プロジェクトの品質を守ります。
Qチームのマネジメントで工夫していることを教えてください。
毎朝の15分スタンドアップを欠かさないようにしています。進捗確認ではなく「ブロッカーの共有」を目的にしているので、「昨日やったこと」より「今日困っていること」を重視します。また定期的に1対1の個人面談を設けて、技術的な成長の悩みやキャリアについて話せる場を作っています。エンジニアは技術を磨きたいという強い動機を持っているので、案件のなかで新しい技術に触れる機会を意識的に配分することも心がけています。
Q技術者出身のPLとして、特に活きている経験はありますか?
コードレビューに参加できることです。「ここのロジックは後でパフォーマンス問題になる可能性がある」とか「このテストではカバーできていない境界値ケースがある」といった指摘を、実装経験をもとに具体的にできます。技術を知らない PM では見えない部分をカバーできる。チームメンバーから「S.N さんのレビューは納得感がある」と言ってもらえるのが、エンジニア上がりの PL として一番うれしい言葉です。